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読書のすすめ
大学在学中の読書は、自己形成の上でとても大きな意味合いを持っています。
大学生協では読書習慣を養う「読書マラソン」を全国で170店、約3万名の組合員が参加してとりくんでいます。自分が読んだ本の感想をPOPで掲示するなど、読書を通じた学生どうしの交流が広がっています。
また、今、大学生協で旬な本(売れている本)を逐次ご紹介します。



第2回はキングコング 西野亮廣氏
『「本を読め!」と言われても、自分から進んで本を読む気にはなれない。』

著名人を迎えての読書推進座談会

第1回はピース 又吉直樹氏
彼の語る 語る「本」の素晴らしさとは・・・
生協職員からの新刊お奨めの本を紹介
全国の大学生協で旬な本を毎月更新でご紹介しています。また、同時に書籍部担当者からのコメントも掲載しています。

大学生協では、「大学4年間で本を100冊読もう!」を合言葉に読書マラソンをすすめています。生協スタッフの読書マラソンを掲載中

観衆の前で、5分間でお気に入りの本を薦め合い、それを競うというスポーツ感覚の新しい知的書評合戦です。

今年も、多くの心に残るコメントをお待ちしています。ふるってご参加ください!
■応募期間
2016年6月1日(水)~2016年10月7日(金)

全国大学生協連 全国教職員委員会内の「協同組合教育と組織づくり」プロジェクトチームで、 多くの学生さんへ、「本」との素晴らしい出合いを探求いただく思いで、リーディングリストをテーマごとに公開しています。 「本」との素敵な出会いを祈念して・・・・。
〜大学時代の読書欲〜






同志社生協職員の新刊お奨めの本紹介 2015.11

「彼女はひとりで歩くのか?」森博嗣 講談社タイガ

著者:森博嗣
講談社タイガ

私は、大学1年の時に「すべてがFになる」を読んでから、森博嗣の本がすごく好きになりました。「すべてがFになる」はドラマ化、アニメ化もされ注目を集めた作品です。すべてがFになる」ももちろんオススメですが、今回は森博嗣さんの新作「彼女は一人で歩くのか?」を紹介したいと思います。自分の中では森博嗣といったらミステリーという頭がありましたが、この作品は、SFです。舞台は、遠い未来の日本です(200年後くらい)。首都がなぜかサッポロになっています。人間とほとんど差がないウォーカロンという人工細胞で作られた生命体が存在する世界です。チューブと呼ばれる移動装置(真空の管を通るリニアモータカー)があったり、人間・ウォーカロンが致命傷を受けても治ったりするものの、この未来が、すごく自然な未来に感じられてすごく不気味な感覚に襲われます。そんな人間とウォーカロンを識別する研究を進めていた主人公のハギリは、ある日何者かに命を狙われます。命を狙われる理由もわからないまま、ハギリは、政府の強固なセキュリティーのもとで研究を進めていくことになります。科学技術の発展により、人間も使えなくなった部分を人工細胞により新しいものに変えるため、人間はかなり長寿になっています。ハギリも80歳らしいのですが、この世界では若いそうです。


同志社生協
良心館ブック&ショップ
宇津山 琢磨

人が人足らしめるものとは?という命題にものすごく踏み込んでいきます。想像のつかない未来のフィクションではなく、いつか到達するかもしれない未来だからこそ怖さを感じるし、この命題を考える楽しさもあると思います。ぜひ一度読んでみてください。