祝 門井慶喜さん 直木賞受賞！！

1/16（月）に第158回直木賞の発表がありました。
同志社大学卒業生である門井慶喜さん（文学部1994卒）が執筆された「銀河鉄道の父」が受賞となりました！
紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描いた作品です。
受賞を心からお祝い申し上げます。

第158回　直木賞受賞作

明治29年（1896年）、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、昭和8年（1933年）に亡くなるまで、主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。 賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり、長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は学問の道を進み、後には教師や技師として地元に貢献しながら、創作に情熱を注ぎ続けた。 地元の名士であり、熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は、このユニークな息子をいかに育て上げたのか。 父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など、決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く、気鋭作家の意欲作。