オフキャンパスコース <1> 公務員採用試験対策講座 国家/地方

公務員とは

公務員
とは?
●国家公務員 ~国の機関で活躍する公務員~
各省庁の職員、裁判所職員、国税専門官、労働基準監督官、財務専門官、衆議院事務局職員、参議院事務局職員など、司法府・立法府・行政府の各国家機関に勤務する職員が、国家公務員です。国家公務員には、様々な分野の様々な職種があり、各機関の管轄する分野についてのスペシャリストとして活躍しています。
●地方公務員 ~都道府県・市区町村の機関で活躍する公務員~
都道府県庁、市役所、区役所などの地方自治体の機関に勤務する職員が、地方公務員です。地域住民が快適に暮らせる生活環境をつくり、そしてそれらを支えるための幅広い分野の仕事を担当するゼネラリストとして活躍しています。
公務員の
仕事内容
公務員の仕事は、社会の主役である個人や企業が活躍できる舞台を整え、社会のためのルールを作り、社会の活性化を支えることです。
昨今、社会経済の急速なグローバル化や急激な景気変動に伴い、私たちの生活を取り巻く環境が日々変化しています。そんな社会の中で、公務員には、生活の格差問題、就職問題、教育問題、環境問題など、多くの課題が課されています。 様々な社会問題の解決はたやすいことではありませんが、幸せな舞台を支える公務員の仕事には、何物にも代えがたいやりがいがあり、「誇りを持って働くことができる一生の仕事」といえます。

試験の概要

試験概要

【筆記試験から面接対策まで総合的な対策が必要な就職試験】

公務員試験は、概ね「筆記試験」と「面接試験」の2段階で実施されています。
また、1次試験合格者のみ2次試験に進むことができ、1次試験と2次試験の合計点によって合否が決定されることがほとんどです。すなわち、公務員試験は、筆記試験対策だけ、面接試験対策だけでなく、総合的な受験対策が必要な就職 試験といえます。

  • 1次試験(筆記)
    教養試験(5肢択一)・専門試験(5肢択一 ※一部試験では記述)・論文といった試験種目が一般的です。
  • 2次試験(人物)
    人物試験として個別面接・集団面接・集団討論などが実施されます。公務員の面接試験は、概ね20~30分程度の一般的な就職面接です。質問内容は、志望動機や自己PRが中心で、主に個別面接形式で実施されます。

近年、筆記試験の日程・試験科目等の内容(SPI試験等)が大きく変更されています。受験予定の官省庁・自治体のHPを必ずご確認ください。

公務員試験の試験内容(例)
学力試験 ●教養択一試験(基礎能力試験)
【一般知能分野】
公務員特有の科目です。数的処理(数学的パズルや資料の読み取り問題)・文章理解(現代文・英文・古文の読解力を試す問題)などが出題されます。
【一般知識分野】
中学・高校時代までに学習した内容(歴史・地理・生物・化学など)と時事問題が中心に出題。
●専門択一試験
行政事務系区分の場合、「法律系」、「経済系」、「政治系」の3分野を中心に、大学の専門課程レベルの問題が出題されます。どの試験でも 出題数の多い傾向のある「憲法」、「民法」、「行政法」、「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」を中心に、志望先で出題される科目を学習する必要があります。
●論文試験
社会や経済問題など、一般的な課題について受験生の考えを手書きで論述する試験です。
60~90分程度で800~1,000字程度の文章が求められます。
●専門記述試験
与えられた課題について論述する形式で、専門択一試験の範囲から出題されます。
※東京都Ⅰ類Bや国家公務員の専門職など、一部の試験で課される試験種目です。
人物試験 ●個別面接・集団面接
20~30分程度の面接で、主に志望動機や自己PRなどの一般的な質問がなされます。
「なぜ公務員になろうと思うのか」、「公務員としてどのような仕事に取り組みたいのか」など、具体的に自分自身の考えを自分の言葉で回答することが求められます。
※面接試験は、ほぼ全ての公務員試験で課されます。
●集団討論
6~8名程度でグループを組み、与えられた課題について話し合い、グループとしての結論を出すことを求められる試験です。討論を通じて、積極性、リーダーシップとりわけ協調性を評価されます。

2024年度 合格者からのメッセージ

同志社女子大学表象文化学部 (在学中合格)
内定先 和歌山県庁

●公務員を目指した理由
 地元で働きたいという漠然とした考えがあり、安定している公務員が一番いいなと思い公務員を目指しました。利益を追求する民間企業よりも自分の生まれ育った地域のために貢献できる業務の方が自分に合っているなと思ったのも理由の一つです。

●予備校を選んだ理由
 予備校を選んだ理由は、入学月ごとに授業日程が組まれており、計画的に勉強を進められると思ったからです。実際、主要科目は入学してすぐに授業が始まるので余裕を持って学習を進めることができました。また、分からない所があれば質問コーナーを利用して苦手な部分を減らしていきました。各校舎に担任の先生がいるので担任カウンセリングも定期的に利用して、不安な事や疑問に思っていることを質問していました。先生と直接話をすることで不安を解消し、計画的に勉強を進めることができたと思います。

●所属校舎・担任講師のおすすめポイント
 私の校舎の担任は長年公務員講座に携わっている方だったので、カウンセリングの度に的確なアドバイスをいただきました。他にも気さくに話をしてくださる先生が多かったので毎週のように質問コーナーに行っていました。疑問に思ったことをすぐに質問できるのが予備校に通う上での特権だと思います。

●これから受験する人へのアドバイス
 公務員試験は長期戦で、精神的にしんどくなる場面が多々あると思います。1人で抱え込まずに、同じ目標をもつ友達や先生に話を聞いてもらってモチベーションを保つことがとても大切です。最後まで諦めずに勉強を続ければ必ず結果が伴う試験だと思うので、適度に休みつつ頑張ってください。

公務員試験の出題パターン※2022年度
試験種
(行政事務)
教養
択一
専門
択一
論文 専門
記述
面接 集団
討論
国家一般職
(大卒/行政)
国税専門官
財務専門官
労働基準
監督官A
裁判所一般職
(大卒)
東京都Ⅰ類B
特別区Ⅰ塁
(東京23区)
地方上級
(道府県・政令市)
市役所上級
(教養+専門型)
市役所上級
(教養型)
講座・申込みに関する
お問い合わせ

同志社生活協同組合

同志社女子大学 京田辺キャンパス
キャリア・資格取得支援講座事務局 友和館2Fブックストア

0774-65-8805

Click to share on your SNS !
Copyright© Doshisha Women's College of Liberal Arts, 2023 All rights reserved.
ページトップへ