留学体験記(新入生に向けて)2
 新入生の皆さんの中には、大学生のうちに留学したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回、留学をすでに経験された先輩や現在留学中の先輩5人 に留学について色々教えていただきました。皆さんの留学プランを立てる参考にしてみてください!(文責:米田)「東と西と」新歓号2018.1より |
商学部２回生 本多 陽向さん ●サマープログラムを利用して留学 ●留学先 カナダ・ゲルフ大学 ●留学期間 2017年8月12日～9月10日 |
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̶留学のきっかけと目的を教えてください!
長期の夏休みを有意義なものにしたかったので留学へ行きました。目的は語学力向上と英語でビジネスを学ぶことです。
̶留学中に大変だったことはありましたか?
英語でパワーポイントを作ったり、発表したりしたことです。また、カナダと日本の温度差も辛かったです。
̶日本と違って驚いたことはありますか?
学生が授業に積極的に参加していたことです。また、様々な人種の 人がいて、いろんな見解が身につきました。
̶留学を通して得られたものを教えてください!
1回生で参加することで、他の長期留学やインターンシップなどに 興味を持ちました。
My Favorite Place and Food!
・ホストファミリーの家から学校までの通学路
・ハンバーガー
グローバル地域文化学部４回生 清 絢菜さん ●一年間交換留学 ●留学先 ドイツ・デュッセルドルフ大学 ●留学期間 2017年10月～2018年7月末 |
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海外に長期間滞在することへの憧れが幼少期からありました。また、授業等で学ぶうちに、今の変動するヨー ロッパを実際に見たいとも思いました。そして、2回生の夏にアメリカでのインターンシッププログラムに参加し、 もっと勉強しなければいけないという思いと、いろんな世界を見たいという思いが高まり、留学しようと決意しま した。
̶留学の目的は何ですか?
語学能力の向上が主要な目的です。また、デュッセルドルフはリトルトーキョーと言われるほど日本の文化が馴染んだ土地のため、現地での日本コ ミュニティがどのように展開されているのかを知ることも目的の1つです。
̶なぜドイツを選んだのですか?
大学に入って、ドイツ語に興味を持ち、本格的に話せるようになりたいと考えた時、やはり行き先はドイツだと思いま した。特に、デュッセルドルフは日本人がドイツ語を学ぶには良い環境なのでここを選びました。
̶留学準備はどのようにされたのですか?
漠然と留学したいと思っていましたが、何も準備をせず、二回生の春に慌てて留学試験を受けました。ヨーロッパな のでCEFRのスコア(6つのレベルで外国語の熟達度を評価するもの)を持っていればよかったのですが、独検しか受 けられず、三級を取得しました。
̶実際にドイツで生活をしていて日本と違って驚いていることはありますか?
日曜、祝日は飲食店以外の店は全て閉まることです。連休の前にはスーパーがものすごく混み合います。
加えて、 スーパーでの食品の安さには驚きます。また、交通機関が24時間動いており、私の大学の学生証があれば州内の交 通機関は基本無料で利用できます。
My Favorite Place and Food!
・デュッセルドルフの旧市街地ビールとアイスバイン(インパクトのある柔らかい骨付き豚肉の料理)!
商学部４回生 岡本 凌祐さん ●一年間休学して語学留学 ●留学先 EFサンフランシスコ校 ●留学期間 2017年4月～2018年2月 |
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留学のきっかけを教えてください!
英語力を伸ばしたかったからです。受験勉強でかなりの英単語は覚えたのですが、会話になると使えないことはわかってい たので、使えるようにしたいと思いました。
̶どのようにして留学の情報を集めましたか?
インターネットで調べたり、実際に大学生協の主催する留学説明会にも参加したりしました。あとはEF京都事務所主催の説 明会にも行きました。
̶留学中、大変なことはありますか?
やっぱり最初のうちは自信の無さと英語力不足で思ったことが喋れないということです。三ヶ月目ぐらいまでは苦労しました。英語力と自信がある 程度固まってきてからは、サンフランシスコは物価が高いのでお金の面で苦労しています。
̶留学生活の中で、何か思い出はありますか?
ヨセミテ国立公園にホストファザーとハウスメイトたちとで行ったことです。日本では見れないくらいの広大で美しい自然を見ることができました。
実際に留学してみて、英語の伸びを感じていますか?
最初に比べればかなり良くなっていると思います。その理由は精神面の変化が大きいで す。絶対ネイティヴにはなれないんだから、英語が不完全な自分を受け入れてあげようとする 気持ちが大事だと痛感しております。
̶休学した上での留学ですが、休学に対する不安などについて教えてください。
復学してからのことが不安です。仲の良かった同級生はみんな卒業してしまうので少し退 屈しそうです。しかし、休学することで、留学に集中できるということは大きいです。休学して いないと、ゼミによってはゼミの課題などもこなさないといけません。
My Favorite Place and Food!
・フィッシャーマンズワーフサブウェイ!(値段が安いので毎日行っています)
文学部英文学科３回生 湊 菜摘さん ●英文学科のセメスタープログラムを利用して留学 ●留学先 カナダ・セントメアリーズ大学 ●留学期間 2017年8月下旬～2017年12月中旬 |
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留学のきっかけと目的を教えてください!
高校に入る前、2週間アメリカに留学したことがあります。それがきっかけで大学でもまた留学したいと思いました。目的は生きた英語を学び、英語力を伸ばすことです。
留学の中で一番の思い出を教えてください!
ホストファミリーとりんご狩りに行ったことや、プリンスエドワード島に旅行したことです。赤毛のアンが好きで、プリンスエドワード島では作者のモンゴメリが住んでいた地域にあるアンの家に行き、本に出てきた通りだったのでとても感動したのを覚えています。カナダは自然が豊かで景色が素晴らしく、よく思い出に残っています。
̶留学を考えている新入生にメッセージをお願いします!
私自身も留学に行きたいと思ってから説明会や先輩に体験談をたくさん聞いて色々な選択肢を探して、このプログラムに参 加しようと思ったので、留学したいと思っている人は色々な選択肢から自分にあったプログラムを探してみてください!そのため の語学スコアも早めにとっておくことをお勧めします。少しでも参考になれば幸いです!
湊先輩の一日 in Canada
5:30起床(ホームステイ先が遠く、学校まで1時間かかる)
⇨6:50家を出る⇨8:30授業開始 (語学学校の授業で週に5回。
クラスは20人弱の少人数)⇨11:30 授業終わり⇨お昼休み
⇨ 13:00 正課授業開始(現地のカナダ人と受ける授業。
ディスカッションやアサイメントは追い つくのが大変。)
⇨14:50生か授業終わり⇨帰宅(帰宅後はファミリーとご飯を食べたり、友達 と夕食やパーティー)
My Favorite Place and Food!
・publicgardenwaterfront ・プーティンというポテトにチーズとグレイビーソースをかけたカナダの郷土料理
法学部法律学科３回生 伊東 文香さん ●サマープログラムを利用して留学 ●留学先 イギリス・ヨーク大学 ●留学期間 夏休みの一ヶ月 |
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なぜイギリスを選んだのですか?
イギリスが舞台の本やミュージカルが好きで、留学に行くならイギリスに行きたいなと憧れを持っていま した。また、ヨーク大学のプログラムは寮生活とホームステイのどちらも経験できることに魅力を感じ、選び ました。
̶留学中に大変だったことは何ですか?
最初の二週間は寮生活だったので自分たちで一日三食準備しなければなりませんでした。初めて海外のスーパーに行って寮のキッチンで自炊をするのは大変でしたが良い経験になりました。また、残りの二週間 はホームステイでしたが、英語は英語でも独特の訛りがあり、ホストマザーとファザーの話す会話を聞き取るのは大変でした。
この留学を通して得たものを教えてください!
一ヶ月の留学はとても短く、終わってみると、もっといたかったという気持ちもありますが、自分にとって一ヶ月日本にいないというのは挑戦でした。 何より留学に行く前はイギリスでのテロの報道もあり、留学することに不安もあったのですが、現地で英会話やイギリスの文化を学び、現地の人と接 してイギリスが大好きになりました。また逆に他の国を知ることで日本のいいところもたくさん見つけることができました。
このように留学は語学力だ けをあげるものじゃなくて、たくさん得るものがあるなと実感しました。
My Favorite Place and Food!
・スコットランドのエディンバラヨークで一番有名なbettysというお店のアフタヌーンティ
サマープログラム
同志社のプログラムです。語学スコアはいりません。単位ももらえます!春休みに行うプログラムもあります。注意しなければいけないのは、募集時期!サマプロ(こう呼びます)は4月に、スプリングプログラムは6月に募集があります。だいぶ早いのです。 私は去年、募集時期を逃してしまいました...皆さんはそのようなことがないようにしてくださいね!笑
語学留学
休学した時間だけ卒業が伸びてしスコアはいりません。単位ももまいますが、何も気にせず語学学習だけに集中できます。このような語学留学を考える上で大切なのは、早い段階からの情報集め!大切なのでもう一度言います。早い段階からの情報集めです!!早ければ早いほどいい。入学式の次の日から始めるのも良いでしょう。また、岡本先輩も利用したとおっしゃっていた、生協主催の「海外留学と資格の相談会」が5月12日にあります。これも利用しない手はありません。
交換留学
同志社大学生として海外の大学で授業を受ける同志社大学の制度。授業にもよるが、留学先での単位は認められます。
それぞれの大学に設定された語学スコアを取得しなければならないので、スコア獲得の勉強も含めたプラン立てが大切!英語がペラペラの人しか交換留学ができないと聞くことも多いですし、確かに事実だと思います...
しかし、英語が苦手でも努力で交換留学を決めた先輩方もいます。諦める必要はありません!一年生は、10月に交換留学に出願できるので、これに向けてスコアなど今から準備を始めるのもアリですね!この10月の出願は二年生の秋に行く交換留学のための出願です。
セメスタープログラム
私は去年、募集時期を逃してしまいました...皆さんはそのようなことがないようにしてくださいね!笑短すぎず、長すぎず、4ヶ月というとても魅力的な期間で留学ができるプログラムです!単位はいくらか出ます!しかし、少なめです。
留学後にたっぷり単位を取らなければいけないのが不安だと湊先輩はおっしゃっていました。このプログラムでも語学スコアが必要なので注意ですね。
最後に改めて、たくさん質問に答えてくださった先輩方、本当にありがとうございました!留学はしたいけれど、まず何から始めたらいいのか全くわからない。このように思っている人も多いと思います。そこで、まずは、留学を経験した先輩に相談してみるのがおすすめです。すると、やるべきことが少しずつ見えてきます。 少しでも留学をやりたいと考えているのに、何も動かないのはとてももったいないです。インターネットで調べたりなどなんでもいいので、この冊子を読み終えたらすぐに行動しましょう!この記事が皆さんの留学を叶える手助けに少しでもなったなら嬉しいです。